平成23年12月28日にこれまで調査してきた岩手県沿岸地域の景観資源被災調査の報告会を行いました。
陸前高田市気仙町の写真です。(上が被災前、下が被災後)このように、景観資源においてはまちなかの被災の度合いが大きいのが特徴でした。
また、いわて景観まちづくりセンタースタッフからの被災地レポートも行いました。
副理事長の渡辺敏男氏からは、三陸沿岸の高台移転の事例から、住まいの再建に対して地域が主体的に取り組む際にとても参考になるのでは、という事などが報告されました。
詳しいレポートは後日掲載いたします。
その後はささやかながら忘年会を開催いたしました。
東日本大震災があり大変な一年でした。会員の皆様大変お疲れ様でした。
1月以降も岩手県沿岸地域の景観形成の基本的考え方の議論、小規模漁村の景観まちづくり報告会などあります。今後もよろしくお願いいたします。
わたしたちは県民の共有財産ともいうべき景観をテーマに活動しています。 ① 県内各地で美しいまちづくりや景観改善に取り組んでいるグループ・団体等を支援します。 ② 県民が景観まちづくりに取り組む際の拠り所となるような、組織づくりや施策の提言を行います。 ③ 景観まちづくりがさらに展開するような普及活動とそのための調査研究活動を行います。 美しいいわてを守り育て、後世に胸を張って残せるようにしたいものです。
2012年1月10日火曜日
大船渡市三陸町吉浜根白地区のワークショップの概要
平成23年12月3日に大船渡市三陸町吉浜根白地区で行ったワークショップの結果です。
大船渡市三陸町吉浜根白地区は漁業施設の再生、また集落内の一定の幅員を持つ道路の整備、段々に築かれている石垣の修理の必要性などが聞かれました。
また剣舞や御輿などの地域のお祭りがコミュニティを維持している面もあるけど、徐々に個人の生活優先の気配もあることなどが聞かれました。
大船渡市三陸町吉浜根白地区は漁業施設の再生、また集落内の一定の幅員を持つ道路の整備、段々に築かれている石垣の修理の必要性などが聞かれました。
また剣舞や御輿などの地域のお祭りがコミュニティを維持している面もあるけど、徐々に個人の生活優先の気配もあることなどが聞かれました。
釜石市唐丹町大石地区のワークショップの概要
平成23年12月3日に釜石市唐丹町大石地区で行ったワークショップの結果です。
唐丹町大石地区は地域が3つの神社に囲まれた(守られている?)地域であることがわかりました。また、防潮堤は整備せず、海が見える生活が良いとの声もありました。
唐丹町大石地区は地域が3つの神社に囲まれた(守られている?)地域であることがわかりました。また、防潮堤は整備せず、海が見える生活が良いとの声もありました。
釜石市、大船渡市の漁村の景観まちづくりWS
12月3日に釜石市と大船渡市で漁村集落の復興に向けた景観まちづくりワークショップを行いました。
復興のスピードが優先されるなか、小規模漁村では、細やかな意見の聴取、地域性ぼ議論などがされにくい状況です。
そこでいわて景観まちづくりセンターではふるさと景観や地域資源の観点から復興まちづくり、景観まちづくりについて議論しました。
釜石市唐丹町大石地区では約半数の家屋が津波により被災しました。住民の方はほとんどが漁業従事者です。現在やっと共同操業で漁に出ることが出来るようです。このような状況では生活が大変だという意見が多く聞かれました。
一方で、地域芸能の虎舞などの話では皆さん笑いながらお話したり、海からの大石地区の景観はすばらしいとの意見も聞かれました。
大船渡市三陸町吉浜根白地区では地形が高台にあり、漁港施設以外の被災は免れた地域です。しかし、一見外部から見ると美しいと思う、斜面に並ぶ住居は石積みが崩れるなどの恐れがあることや、災害時のエネルギーの供給に対する課題なども聞かれました。
小規模漁村に住む方々の復興に向けての一助になればと思います。
復興のスピードが優先されるなか、小規模漁村では、細やかな意見の聴取、地域性ぼ議論などがされにくい状況です。
そこでいわて景観まちづくりセンターではふるさと景観や地域資源の観点から復興まちづくり、景観まちづくりについて議論しました。
釜石市唐丹町大石地区では約半数の家屋が津波により被災しました。住民の方はほとんどが漁業従事者です。現在やっと共同操業で漁に出ることが出来るようです。このような状況では生活が大変だという意見が多く聞かれました。
一方で、地域芸能の虎舞などの話では皆さん笑いながらお話したり、海からの大石地区の景観はすばらしいとの意見も聞かれました。
大船渡市三陸町吉浜根白地区では地形が高台にあり、漁港施設以外の被災は免れた地域です。しかし、一見外部から見ると美しいと思う、斜面に並ぶ住居は石積みが崩れるなどの恐れがあることや、災害時のエネルギーの供給に対する課題なども聞かれました。
2011年9月25日日曜日
岩手県沿岸被災地の景観資源調査
三陸沿岸の被災地の景観資源調査を行っています。
今回は、大船渡市三陸町、陸前高田市を調査しました。
大船渡市三陸町の屋号納屋家は2009年に、いわて景観まちづくりセンターがまちあるきで訪れていた場所です。
明治に建てられた歴史ある建物で、標高10mに建っていますが今回の津波で欄間まで水につかりました。建具は全て外れて、多くの家具も使用出来ません。ご主人からは、1波よりも2波、3波で、被害が大きかったとお聞きしました。ご主人はご無事でしたが、生活も含めて今後が大変と言われてました。
(上の写真が2009年、下が2011年)
今回は、大船渡市三陸町、陸前高田市を調査しました。
大船渡市三陸町の屋号納屋家は2009年に、いわて景観まちづくりセンターがまちあるきで訪れていた場所です。
明治に建てられた歴史ある建物で、標高10mに建っていますが今回の津波で欄間まで水につかりました。建具は全て外れて、多くの家具も使用出来ません。ご主人からは、1波よりも2波、3波で、被害が大きかったとお聞きしました。ご主人はご無事でしたが、生活も含めて今後が大変と言われてました。
(上の写真が2009年、下が2011年)
陸前高田市の箱根山からの写真です。広田半島と米崎地区の間が低地になっていますがここに津波がきたことがはっきりとわかります。以前は田んぼが広がっていたはずですが、今はその面影はありません。
以前のふるさとの景観を取り戻すには多くの課題があることを実感します。
2011年9月12日月曜日
景観に配慮した、河川・海岸構造物の復旧について
国土交通省では東日本大震災で被災した河川・海岸構造物の復旧で、景観的に配慮すべき方針などを取りまとめるために、景観検討会を立ち上げた記事がありました。
日経 ケンプラッツ↓
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/const/news/20110905/552527/
国土交通省↓
http://www.mlit.go.jp/report/press/mizukokudo03_hh_000377.html
津波の高さに応じた堤防を作るわけですが、施設がボリュームをもっているだけにとても難しい課題が多くあると思います。
陸前高田市などは、松林とセットになるのでしょうが、イメージがわきません。
今後どのような議論が行われるか、注目されます。
日経 ケンプラッツ↓
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/const/news/20110905/552527/
国土交通省↓
http://www.mlit.go.jp/report/press/mizukokudo03_hh_000377.html
津波の高さに応じた堤防を作るわけですが、施設がボリュームをもっているだけにとても難しい課題が多くあると思います。
陸前高田市などは、松林とセットになるのでしょうが、イメージがわきません。
今後どのような議論が行われるか、注目されます。
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| 陸前高田の防潮堤と、喪失した松原 |
2011年5月24日火曜日
沿岸復興に向けたブレインストーミング



先月行われた沿岸復興に向けたブレインストーミングのまとめをお知らせいたします。
テーマはコミュニティとまちづくりでした。
いろいろ意見がありました。
以下のように、要点の整理をおこないました。
・コミュニティには多様な属性がある。きめ細やかに把握して、復興に活かしたい。
・沿岸地域の特性、ふるさとのイメージを大切にしたまちづくりにしたい。
・景観まちづくりの観点を復興に取り入れ、愛着がもてる地域としていきたい。
美しい三陸沿岸のまちづくりの一助になるように、景観まちづくりセンターとしても情報発信を行い、沿岸地域との連携も視野にいれながら活動していく方向性を確認しました。
そこで、当センターの活動の一つとして、まずは沿岸地方の景観調査を行う方向で現在考えています。
この件につきましては、また後日、情報発信させていただきます。
皆様お疲れさまでした。
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