2015年5月23日土曜日

平成27年度『景観からの地域づくり(景観点検)事業』の受託団体の募集について(お知らせ)

 岩手県県土整備部都市計画課では景観からの地域づくりを行う団体を募集しています。 詳しくは下記のリンクからどうぞ。 〆切りは平成27年6月26日(金)です。

http://www.pref.iwate.jp/toshigesui/machizukuri/23155/005057.html

以下は岩手県の資料からの抜粋です。
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1 景観からの地域づくり(景観点検)事業 ~地域の皆さんで、地域の景観を考えてみませんか~
(1) 募集する団体 県の委託を受けて、身近な地域で、県が示す景観点検の手法(『いわて景観ハンドブック』第2部:別紙参照)などを参考に、住民参加により次のいずれかの事業を行っていただけるNPOや町内会等の住民団体を募集します。(県内2箇所程度。)

 なお、具体の事業の内容については、各団体の企画提案となります。また、受託団体を決定後、事業実施に関する委託契約を結ぶこととなります。
ア 観光地の景観点検
イ 地元の隠れた景観資産の発掘活動
ウ 旅行者に見せたい地域の景観マップ作成
エ 町内会の街並み美化を目的にした改善検討
オ 地域の自慢したい風景の写真展
カ その他地域の景観のあり方を地域住民が考えるための企画活動等
(景観形成住民協定締結に向けた取り組みを含む)

(2) 応募の手続き 平成27年6月26日(金)までに企画提案書を各市町村景観行政担当課にご提出ください。なお、企画提案書作成の際には、実施予算額を1件18万円程度としてください。



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皆様の応募をいわて景観まちづくりセンターも期待しております!



宮古市乙部地区高台団地の「景観と暮らしのデザインガイド」の作成に取り組んでいます(平成26年度の取り組み)

東日本大震災からの復興に向けた取り組みが各地で行われている中、乙部地区高台団地も造成工事が進んでいます。造成工事については平成279月に完了予定です。
 新たな乙部地区の団地を、居住する皆様にとって日常的に使いやすくしていくために
、将来のまちのイメージや各戸の意匠(デザイン)、コミュニティ施設、街区公園の配置などについて、乙部地区の団地に居住予定の皆様と一緒に検討しながら、住みよいまちと温かいコミュニティ形成に向けた話し合いを進める取り組みをおこないました。

第1回まちづくり検討会の様子(2014年11月)
初回はオリエンテーションを行いました。

まちづくりセミナーの様子(2014年12月)
セミナーは北海道奥尻町から竹田先生、東京大学の定池先生に来場いただきました。
 今回の「まちづくりセミナー」では災害から復興した北海道奥尻町の事例をふまえて、将来の田老のまちづくりや、岩手県沿岸のまちづくりを考えてみました。

第3回まちづくり検討会の様子(2015年2月)
 
 2回目のまちづくり検討会では「暮らしの場面」を皆さんに見ていただき、「暮らし」から田老の乙部高台の景観を考えてみました。

3回目のまちづくり検討会では「暮らしの場面」から団地の作り方への落とし込みを行いました。下の図は南側と北側の「日かげ」の検討を行うためのモデル図です。




第4回まちづくり検討会の様子(2015年3月)

第4回の検討会には宮古市の山本市長にもお越しいただきました。

乙部地区高台団地の模型(1:500)
2畳分あります。運ぶのが一苦労。

乙部地区高台団地の模型(1:100)
宅地と住宅の関係性を見ることができます。

宮古市様から提供いただいた乙部地区高台団地の3Dの動画です。
動画で全体の雰囲気をつかむ取り組みも行いました。

これまでの検討会の結果をデザインガイドと示して乙部地区高台団地に居住の皆さんに今後配布予定です。