2015年5月23日土曜日

宮古市乙部地区高台団地の「景観と暮らしのデザインガイド」の作成に取り組んでいます(平成26年度の取り組み)

東日本大震災からの復興に向けた取り組みが各地で行われている中、乙部地区高台団地も造成工事が進んでいます。造成工事については平成279月に完了予定です。
 新たな乙部地区の団地を、居住する皆様にとって日常的に使いやすくしていくために
、将来のまちのイメージや各戸の意匠(デザイン)、コミュニティ施設、街区公園の配置などについて、乙部地区の団地に居住予定の皆様と一緒に検討しながら、住みよいまちと温かいコミュニティ形成に向けた話し合いを進める取り組みをおこないました。

第1回まちづくり検討会の様子(2014年11月)
初回はオリエンテーションを行いました。

まちづくりセミナーの様子(2014年12月)
セミナーは北海道奥尻町から竹田先生、東京大学の定池先生に来場いただきました。
 今回の「まちづくりセミナー」では災害から復興した北海道奥尻町の事例をふまえて、将来の田老のまちづくりや、岩手県沿岸のまちづくりを考えてみました。

第3回まちづくり検討会の様子(2015年2月)
 
 2回目のまちづくり検討会では「暮らしの場面」を皆さんに見ていただき、「暮らし」から田老の乙部高台の景観を考えてみました。

3回目のまちづくり検討会では「暮らしの場面」から団地の作り方への落とし込みを行いました。下の図は南側と北側の「日かげ」の検討を行うためのモデル図です。




第4回まちづくり検討会の様子(2015年3月)

第4回の検討会には宮古市の山本市長にもお越しいただきました。

乙部地区高台団地の模型(1:500)
2畳分あります。運ぶのが一苦労。

乙部地区高台団地の模型(1:100)
宅地と住宅の関係性を見ることができます。

宮古市様から提供いただいた乙部地区高台団地の3Dの動画です。
動画で全体の雰囲気をつかむ取り組みも行いました。

これまでの検討会の結果をデザインガイドと示して乙部地区高台団地に居住の皆さんに今後配布予定です。


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