2009年6月23日火曜日

「新しい長期計画」説明会

合同庁舎で岩手県の「新しい長期計画」の説明会があったので、参加してきました。
「新しい長期計画」とは、これまでの「岩手県総合計画」の代わりとなるものです。
簡単に言えば、“総合”が“長期”に換わっただけ。
計画期間も10年ですし、長期ビジョンとアクションプランからなるのも変わりなし。
違いは、アクションプランの期間が4年と短くなっていること。
知事のマニフェストと整合性を保てるようにするためでしょう。

さて、中身ですが
長期ビジョンというわりにはビジョンがなかったですね。
ビジョンというともう少し具体性があるように感じるので、
むしろ構想という言葉の方が近いような気もします。

それから、“総合”という言葉を取ったわりには
網羅的で、戦略性を感じられませんでした。
縮減とも縮退とも言われる人口減少社会の中で
岩手県がどうなっていくと予想しているのか、もう少し真剣に検討するべきだと思います。

県は「シンクタンク機能を充実させる」という文言が目に付いたのですが、
シンクタンク機能を庁内外の人間で構成させることは良いのですが、
県はアクション機能を充実させるべきだと思います。
曖昧な立場というのはわかりますが、市町村ともっと連携するためにも
機動性を高めなければいけないのではないでしょうか?

アクションプランに期待します。

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