2012年11月14日水曜日

観光地における外国人への情報提供

平泉町にある毛越寺庭園や、中尊寺などは、当時の人々が思い描いた「浄土」を表現するものとして平成23年に世界遺産登録されました。
東日本大震災の影響により観光客が減少している岩手県内において、平泉の世界遺産登録は観光客の増加がとても期待されています。
当センターはこれまで平泉町内で観光まちづくりをテーマに活動した経緯もあったことから、岩手県と協働事業により、特に外国人に対する情報提供の視点から、観光活性の方向性を検討しました。

中尊寺でのヒアリングの状況
外国人の方とのワークショップの様子

現地点検やワークショップにより、平泉の世界遺産登録地周辺は多国語化は比較的行われているという感想でした。しかし一方で史実の羅列などに限られ実際の日本文化の理解までは至らないという課題も明らかになりました。
このような結果を踏まえて今後の観光まちづくりの一助にしたいと認識を改めました。

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